なんで行き先がテートモダンだったのか、自分でもよくわからないまま。

6年振りに、どうしてもミレニアムブリッジを渡って美術館の前まで行きたくなって、
バスを降りたあと、随分歩いて大回りした。
ミレニアムブリッジは、記憶よりもずっといかつかった。

橋の上で、小さな凧を売ってたお兄さんと話をして、笑いながら、テムズ川を眺めてた。
バイバイして橋を渡り終えて、ああ今の必要な時間だった、って思った。

突然開く風穴、襲ってくる喪失感に、理由なんて大抵ないんだよ。
続く時間がある限り、歩いてゆくのみ。

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あまりの言語環境に脳が軽くパニックを起こし何が何だかなこの頃ですが、
こうなると今は使わないのでお引き取り願いたいフィンランド語がちらちら頭の中に現れ
フィンランド語は好きだけど、正直ややこしいったらない。

と、いうのも、フィンランド語はとにかく格変化や動詞の変化が凄まじい。
ので、3年前にかなりわたし、呪文のように繰り返して叩き込んだのです。
そんなわけで、ちょっとフィンランド語に似た響きの単語が出てくると、
つらつらと出てくる出てくる変化形。ある意味自分を褒めてやりたいよ、ホント。

しかも、スウェーデン語もフィンランド語も英語と全然響きが違う単語では、
フィンランド語のほうが響きが可愛くてキャッチーなので、必ずそっちが先に出てくる。
そのうえ接続詞とか無意識に近い状態で使う単語も、染み付いちゃってて出てくる。

フィンランド語とスウェーデン語は全く違う系統の言語なので
(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー(※ブークモール)語はかなり近いです)
混ざらないでいけると思ってたんだけど、うーん、甘かった。。

ちなみに、今のところ英語とは混ざらず済んでいるのだけど、
なぜか一語だけ。英語で妹と言いたいときにスウェーデン語のlillasysterが先にくる。
なんでこれだけそんなことになってるのか、謎。
英語と似てるうえ(発音はリラシステル)、言いやすいからかな?

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8月はあまりに忙しく苦しく、これは自分の中で伝説の1ヶ月になるぞと思っていたけど
今の忙しさはそのとき以上。今週も課題課題課題、金曜はテスト!です。
好きなことやってるから苦しくないといつも思ってるけど、疲れるね、そりゃあ。
ぷつっと切れてしまったときには、認めちゃおうと思ってる。

土曜日には、友達とスカイプできて、なんかすごい癒されました。

あと2週間頑張れば、(レポートまみれだろうけど)日本での冬休みが待ってる!






テートモダンから出てきたところで撮影。すっかり夜の風景だけど、これで午後5時前。
最近、夕方に眠くて眠くて困ります。体は正直。

10/12/06 23:06









寒波の中、12月に入り、街はクリスマス一色。

氷点下の日が続いて雪も降り、交通は麻痺、スーパーは品薄、学校の購買も開かず。
寮では課題、学校は学生運動でカオス、街に出ればものすごい人出。

一生忘れられないであろう12月初旬を楽しんでいます。

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英語から古ノルド語への翻訳が好き。
逆ならともかく、もう受け取る人がいないのに、翻訳するっていうのが。
国境も時代も超えてゆくこと。ちょっとロマンチックだなぁと思う。

北欧の言語を広く勉強する、というのは、大学時代に定めた一生の目標なのだけど
それを決めたのは、英語が通じるからというのでその土地の言語の勉強もせずに、
安易にものや文化の一部を拝借することに違和感を覚えたから、だったのでした。

なんでフィンランド語なんて勉強するの?とフィンランド人には笑われたけど、
だってフィンランドにはフィンランド語があるでしょう?って。
(だいたい、新聞も書籍も大半がフィンランド語なのに、どうスルーすればいいんだ!)

古ノルド語の授業は、言語の手段として以外の側面を改めて見ることができるので
先生の話を聴いたり課題をやったりする中で、初心に返るというか、
あの頃から地続きのところを歩いて、ここまで来たのだなと思ったりします。

わざわざ沢山の言語をやる意味を忘れないで、中途半端にならないようにしないと、
と、思う!

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11月に撮ったフィルムのスナップはモノクロ3本分。
モノクロ好きすぎてロンドンのカラー写真ぜんぜん残らないんじゃないかって怖い。

とりあえず、モノクロコーナーこのページの下↓につなぎました。
良い方法を探して、左のメニュー画像をいじってみたんだけれど、上手く収まらず。
スナップで、日記に近いから(写ってるの結構学校とか近所同じとこばっかだし)
いいかなー、と、思ってます。

10/12/04 0:35



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