12/25/2012
God Jul(スウェーデン語) Hyvää Joulua(フィンランド語)
ルンドのツリーで、メリークリスマス!
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くだらない話で体ごと傾くくらい笑い、美味しいものを食べ、車のなかで爆睡して反省した。今年も派手なことはしなかったし笑、神戸ではほとんど車から降りられなかったけれど(他県ナンバーの車で駐車場がいっぱい!)、6回目のクリスマスイブはやっぱりたのしかった。
特別じゃないことがいちばん特別なんだな。とか。
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Happy happy christmas – I send you christmas wishes wherever you are!
12/9/2012
残り香はたしかにあるのに秋の風景がまったく思い出せないくらい、もう、冬。
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11月末から、寒い日が続く。夜にはマイナス15℃近くまで気温が下がる日もあるし、日中でも氷点下ということも珍しくない。近くの公園では、凍った池に雪が降り積もっている。
けれど、 わー寒い、と口では言いながら、実はまだかなり余裕がある(ぜんぜん大丈夫、と豪語してしまってもいいくらい)。ロンドンでこれくらいの気温だとあかん寒いもう死ぬ、とか思ってたのに、慣れたのか。最初からこういうところだと思って来ているからなのか。うーん。
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昨日は偶然が重なって、女の子の恋愛相談にのってみたり、男の子に唐突に「コーヒーおごってよ」とたかられたりした(そして「なんでよー自分で払いなさいよ」とぶつぶつ言いつつ結局わたしがふたり分を払ったら、ひとしきり楽しくお喋りしたあと律儀に「ごちそうさま」と言うので まあいっか、と笑うなどした)
このあいだも書いたけれど、日本人の若い子たち、本当にかわいい。
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ふとしたきっかけで、東急東横線の渋谷駅が、もうすぐなくなってしまうことを知った。食器を洗いながら、嫌ってほど泣いた。自分でも驚くくらいかなしくて、涙がぼろぼろ洗いかけのお皿にこぼれた。
東横線沿いで暮らしていた期間は、実はそれほど長くない。それでもあのホームは、もやもやふわふわした東京の記憶のなかからいつもまっさきに拾いあげる、思い出深い場所だった。
通い慣れていた職場も移転してしまったし、以前職場があった辺りも、別の町のようになってしまうかもしれないと聞いた。なんでここに道路がないのかねえ、と言っていた場所に、本当に道路ができるらしい。
わたしが暮らしていた東京はもうないのだ、と思う。そんなのは渋谷駅が変わらなくても、まえから解ってたことだ。京都も東京も、ロンドンも、ルンドだって、そこから離れたら最後、暮らしていたその場所じゃない。それでも、東京の変わってゆく速度はちょっと非情で、気持ちがついていかない。まだ2年半しか経っていないのに。
もういい大人なのに、こういう小さな別れにぜんぜん慣れられないでいる。
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12月になると、Diane Birchが聴きたくなります。コーヒーショップでも、この曲が流れてた。嬉しい偶然。