一週間前の青空を思いっきり引き摺っています(あれから晴れが1日もないよおおおう)

せめて雪が降ってくれれば、たとえ交通が麻痺しようとも、もう少し風景は明るいのに!
基本北へ北へと行くわたしでも本気で地中海岸に逃亡したいどよどよっぷり。

俄然、来月のポルトガルが楽しみ。

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相変わらず、毎日何かしら提出という課題漬けの日々。

図書館寒いからってスタバに入り浸ってたら、ついにレジの前に行くと店員さんに
Tall latte, for here? て言われるようになった。

たまには違うものをと思ってキャラメルマキアートを頼んでみたけど、
あまりの甘さに挫折。

大事だと思うとこに鉛筆で線ひきながら参考図書読んでたら、
気づいたときにはどこもかしこも線だらけになってて途方に暮れた。

韓国人の友達とアジアカップの話で盛り上がっている。

スウェーデン語のファイルがついに2冊目に突入、古ノルド語の教科書は3冊になり、
荷物が肩はずれるんじゃないかってくらい重い。

些細なことに、いろいろ詰まってる。

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他人の言動に過度の期待をするのは恐ろしいこと、と過去の自分を振り返り思う。
どう考えたって、何をしてもらうかより何ができるかのほうが大事なのに、
余裕がなくなると、そんな気持ちすぐにどこかへ行ってしまう(で、鬼になる、と)

肝に銘じて。

表面に現れるものに気を取られたりしないで、
ちゃんと隠れてるものを拾って、空気とか温度みたいなのを共有していけたらいい。

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そういえば、図書館の本返さなきゃだ。8週間、早いような、長かったような。

今週末はまたまた課題と戯れる予定。散歩行きたいなー、晴れますように!

11/01/28 0:24












教室の前まで行って、古ノルド語が休講なことを知った金曜。
いいお天気と開放感に誘われるように、バスに乗ってハムステッドヒースへ。

日の光を浴びることがこんなに嬉しいなんて、ロンドンに来るまで知らなかった。

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ハムステッドヒースは、市内北部、学校からバスで20分のところにある公園…というか
区切られて残っている場所、です。池と遊歩道、ベンチが少しある以外は、何もない。
だけど、土があって、木があって、草花があって、とにかく広々としていて
ロンドンの喧騒を忘れることのできる、とっておきの場所。

もし彼が遊びに来ることがあれば、ここに連れていって、
歩いたり、ベンチで眠ったり、美味しいお弁当を食べたりしたいと思ってる。

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今日現像に出したフィルム分のモノクロ写真をさっそく更新。
今回は36枚のうち、21枚を選んで載せています。

写真というものの性質上、実際は不可能なんだけれど
一人称というよりは、三人称に近い語り手がいるような写真にいつか近づければ、
と、この10年で思うようになりました。

途中のマネキンやら何やらはカムデンマーケット(学校から歩いて15分くらいかな)、
石棺のある暗い雰囲気の公園は、住んでいる寮のすぐ裏で、毎朝通っているところ、
最後の4枚はハムステッドヒース。






ここ数年、香水や部屋で炊くアロマは香りから逃れられない気がして避けてきたけど
TOCCAのこの香りが好きすぎて最近ちょっと練り香水を使っています。
練り香水は調節がきくから、ほんの少し香るくらい、っていうのができて良いね。
新しい発見でした。

11/01/21 23:34






日帰りで、バースへ行ってきました。

バースはとにかくThe Roman Bathで有名ですが、街並みもとても綺麗。
世界遺産にも、「バース市街」として登録されています。

しかし、天気があまりにどよどよしていた為、その素敵な街並みの写真がほぼないよ!
これぞイングランド!

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実はバース訪問は6年半振り2度目。
イギリスでおすすめの町を訊かれるといつもここを答えているわたしですが、
また行きたい行きたいと思いつつ、ずっと行けていなかったのです。

たいして変わってないだろうと思ってたんだけど、6年半も経ってるだけあり
かなり変わってて驚いたよ!なんか都会っぽくなってた。
スパ施設もできたしね(町がBathの名にかけて!と張り切ったともっぱらのウワサ)

とはいえ、バースはいまも、すごく素敵な町でした。






Bath Abbeyの内部。ここは、とにかく明るいというか、白っぽいのが特徴。
幼稚な感想だけど、本当に、外観のイメージを裏切る白さなのである。うーん

これを見るためだけでも是非バースに、と誰かに薦めたくなるような、建築。
この中にある、小さなお祈りの部屋も、とても好きです。






置いてある鏡を覗き込むと天井の装飾が。色が映える。






好きポイントその1。どれも違うモチーフが彫られてる。






好きポイントその2。床、いつもすごい見て歩いてます。






外観はこんな感じ。
わたしの特に広角じゃない単焦点レンズでは全然フレームに入らなかった!

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お昼ごはんは、賞をとったという(賞があることに驚いた)フィッシュ&チップス。
節約のため思わずテイクアウトにしてしまい、雨があがったばかりの広場でもぐもぐ。
凍えたー!でも美味しかったよ。これまで食べた中でいちばん。






箱がカワイイ!(しかしこの写真見るからに寒そうっていうか雨上がりっていうか)

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街中には、なんかよくわかんないお店とかギャラリーとかがいっぱい笑
ちょいちょい冷やかしながら歩くのが、楽しかったー

そして、一軒とっても気に入ったギャラリーを発見。→Rostra&Rooksmoor Galleries
大切にしていきたい、いい出会いがありました。






ロイヤルクレッセントは変わっていなかったよ。すごく懐かしかった。この公園も。
6年半前、ここで友達とお弁当食べたっけなあ。贅沢っていうかなんていうか。

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それにしても、バースは本当に生活しやすそうな町です。まさに理想。
大きすぎず小さすぎず、何でも揃うし、公園もあるし、ごみも少ないし、川が流れていて。
あーこんなところで暮らしたい!と思ったのでありました。。

暮らすことはできないけど、また遊びに行きたいな。次回はスパにも挑戦しよう。
片道1時間半弱だしね、パディントンから。






Bath Spa駅の中にあった売店兼カフェ。このネーミングセンス!

11/01/16 21:19






最近気に入ってるものみっつ。

どれも毎日身につけてるわけじゃないけど、それ程インパクトがあるわけでもないけど
とても好きで、とても大事にしている。

シュシュは通ってる京都の小さなヘアサロンで、ブレスレットはリバティで、
ピアスは日本人デザイナーさんのものだけど、9月にパリで。

Dana Levyのブレスレット、そのうち紺とか赤とか色違いほしいなー。重ねづけしたい。

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今日の古ノルド語はなぜか教室変更があって、初めて行く校舎で授業だった。
迷路のような校舎をぐるぐる歩き、なんとか教室のそばまで辿り着いたら
中から友達がこっちこっちー!ってにこにこと手を振ってくれた。
たったそれだけのことなんだけど、なんだか妙に安心して、嬉しかった。

誰も知っている人のいない町、学校に来て、半年。
夏のコースでも友達はできたし、日本人の友達もいないわけではないけど
やっぱり学科の子たちはちょっと違うかも、と最近思う。
いつもいつもつるんでるってわけじゃ、全然なくても(必然的にほぼ毎日会うけど)
わたし含めほとんどの子が、自分たちは小さなチームのようなものだと思ってて
そういう気持ちを、ちょくちょく表に出している。
彼らはわたしにとって、顔を見るとほっとする存在になりつつあります。

先日、チェコ人のIvanがやむを得ない事情で学校をやめてしまったのだけど
それが思ってたよりずっとつらくて、なんか自分でもちょっと驚いた。
周りの子たちがすごく悲しがって、必死で止めようとしたことにも、驚いた。
“I SIMPLY REFUSE TO BELIEVE THIS” “SAY ITS NOT TRUE”

ネイティブの子がほとんどなので、正直いまだに会話に苦しむことも多いけれど、
温かな、いい人たちばかりで、本当に良かったと思ってる。

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心配いらないって言うなら、心配しない、と、本気で思ってはいるんだけど
不安要素が1つから2つに増えると、なかなか潔くなれない。

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今日の古ノルド語で、膨大な量の冬休み課題がようやく終了。
間に合ったーよかったーと安堵していたら、すかさず来週までの宿題を積まれた。

ま、そうだよね、うん。

ひとまず来月のリーディングウィークを目標に!今年も頑張ります。

11/01/14 22:13






大変遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

気がつけば、丸1ヶ月もこの日記書けてませんでした。なんと!

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さてその間はというと、課題に埋もれ、風邪をひいて寝込み、大雪が降り、
7時間遅れながらもなんとかカオスのヒースローを後にし、日本で色んな人に会い、
抗生物質でショック症状を起こしてわたし死ぬかもとか本気で思い、
父が雪で転び頭から血を流して病院に行き、そんなこんなしてるうちに年が明け、
再び驚異的な量の課題に埋もれ、スタバに通いつめ、
ロンドンに戻り、丸3日悶々とレポートに集中し、なんとか提出
………、という感じでした(って、ただtwitterに書いてたことをまとめただけですが)
いやいや、楽しかったことも、辛かったことも、ぎゅう詰めの1ヶ月でした。

久し振りの日本は、意外と寒かったです笑。京都でもかなり雪が降ってほんと驚いたー
友人達に会えたし、彼ともそれなりに出掛けられたし、妹ともゆっくり話せて
バタバタでもいいお休みでした。食べたいものも全部食べれたしね!

次は7ヶ月後って考えると寂しいけど、なんやかんやできっとすぐなんだろうなぁ、
とも、思います。

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もう1月も半分が過ぎようとしているので、いまさら振り返るのもあれなんですが、
昨年は、途中途中けっこう壮絶だった分、色々なものを得た年でした。
ここに来たのは賭けだったけれど、正解だったな。

今年の目標は、外国語力全般の底上げです。超具体的。
せっかくここにいられるのだから、とにかく自身に厳しく、妥協をしない1年になればと。

けして手に入れすぎないよう、しっかりと苦しむこと。

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ミスチルが歌うエルトン・ジョンのカバー曲、Your Songがとても好き。

これを初めて聴いたときには、夜空に無数の雪が舞っていて、
新しい日常風景と雪、桜井さんの声と英語詞、というのが何だかとても非現実的で
狭間のようなところにすとんと入っていくような、言葉にできない感覚がありました。

I hope you don't mind, I hope you don't mind that I put down in words
- how wonderful life is, while you're in the world

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遠くても会えなくても何でも、彼の生活が今日も回ってるのを感じられればそれで充分、
と最近は思っています。






ホームページも、今年で11年目に入ります。
もはや最初の頃の日記とか抹消したいくらいに、歳をとってしまいました笑
今年も懲りずにちょこちょこ書いてゆきますので、どうぞよろしくお願いします。

どうか、素敵な1年になりますように。

11/01/11 22:11



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