電車を乗り継いで、中世の面影が残る町、ライへ。 なんでか、「耳をすませば」のカントリーロードが頭の中でずっと鳴ってた。 「ひとりぼっち おそれずに 生きようと 夢みてた」 ----- ライは、30分もあれば全体をくまなく歩けてしまうような小さな町だったけれど、 とても静かで、でも沢山あるカフェはどこも人でいっぱいで、素敵なところでした。 案内所もあるくらいだし観光客もそれなりに多いと思うけど、温かく自然な雰囲気。 お昼ごはんは元薬局だというカフェで。内装に面影がある。 この町が気に入り移り住んだという、小説家ヘンリー・ジェイムズの元住居。 いまはひっそりとだけれど一般公開されています。 レースカーテンの柄はさまざま。この柄、なんか妙にかわいい。 ----- しかし、なんだろう、どこまでもひとりだなーというこの感じ。 こっちでそりゃあ友達もできたんだけれど、なんか、そういう問題じゃなくて、 すごい最近、ひとりだなって思う。(語彙と表現力がたりなすぎる) 色々うまくいかなかったら合わせる顔がない、帰れない、って思うからか。そうかも。 せっかくの休日なのに、お茶を飲みながら、そんなことばかり考えてしまった今日。 幼稚だけれど、こういうのも今は必要なんだと思いたい。。 帰りの電車を待つあいだまたカフェへ。内装も陶器もロマンティック! ここの紅茶すごく美味しかったです。 ポットで1.2ポンドだったからすごい驚いた。200円くらいかしら。何故だ。学食並! ----- ライへは、家から徒歩10分ほどの基幹駅から電車に乗り、 いちど途中駅で乗り換えていったんだけど、相変わらずちょいちょいトラブルが発生。 なんかどんどん日本ではトラブルだったことがどうでもよくなってきた笑 行きの電車はすいていたし、同じ車両に居合わせたオーストラリアの人と話も弾み とても楽しいひとときになりました。 ----- 明日は大人しく、掃除をして、前髪を切り、図書館に行ってきます。 ここの家のお隣さん曰く、この子は番猫?らしい! 10/07/31 22:19 この出窓が好きで、お茶をよくここで淹れています。 ほんとはここを植物でいっぱいにしたいんだけれど、そういうわけにもゆかず。 ----- 8月末から始まるテスト、レポート提出、プレゼンに向けて少しずつ授業が進んでる。 まずは来週の月曜までにレポートのタイトルを各自決めなければならず、 先生は、「他にほとんど宿題出さないよ!やったね!ひとつ文章考えるだけだよ!」 って言ってたけど、生徒たちはそういう問題じゃないって感じであたふた。 今日はリーディングの模擬試験のようなものを初めてやらされ、 A4ぎっしり7枚という問題文の長さと、問題のあまりの難しさにまた皆あたふた。 いやはや、とんでもないところに来てしまったな。。 と正直、思わないこともないけれど、当然もうあとにはひけないのである笑。あぁ。 でもまあ、3週目にしてようやく「開き直り」という感覚に変わり始めた。進歩…? ----- そんなわけで、明日は先週に引き続き、逃避行してまいります。 日曜日は再び図書館ごもりだし、明日の夕方早い時間まではロンドン脱出するぞ! しかし、そろそろもうそれどころではなくなるんだろうな。 (先生も、今週末はしっかり遊びなさい!って言ってたくらいだし。。) 電車の乗り継ぎ間違えませんようにー。ちょっと心配。 10/07/30 20:52 レポートが一応ひと段落し、今週のチュートリアルも今日、午後いちばんで終えたので 学校のあと買い物へ。片道20分強を歩いて、散歩がてら。 歩くリズムが脳に与える影響って本当にあるのかもなあ、と思う。 これくらい歩くと、頭がすっきりします。 外資に押されているOxford Street! ----- 実は、こちらに来て3日ほどはものすごく(当時の日本より!)暑かったんだけれど、 その後急激に気温が下がり、結局2週間、波はあるけどほぼそのまま。 暑くないのは有難いけど、正直半袖だと涼しいを通り越して寒い。完全に寒い。 それで、カーディガンを買い足す必要に迫られたのでした。 またいつ暑くなるかとビクビクしているけど、しばらくはこんな感じっぽい。 ----- うちのクラスは13人なので、月曜に6人、水曜に7人、チュートリアルがあるのだけど (担任の個人面談みたいな授業みたいなもので、どんな内容を持っていってもOK) 今週の木曜日がレポート提出なのでみんな直前に行きたがり、今日が大不人気、、、 結局先生が何時は誰々、と指名するはめになり、かなり微妙な空気に。 わたしもそりゃあそうだけど、みんな必死なんだもんなぁ、としみじみ。思ったり。 そんなわたしは何故か今日の一番手に指名されましたが。何故だ。 バタバタだったけど、ひとまず まぁよかったかなーと思っています。 これからリライト。明日はまた図書館ごもり。 10/07/26 22:23 昨日、Oxfordにて。 来週提出のレポート作成が山場をむかえています。 ----- 金曜日はわたしにしてはけっこういい感じだったのに、と思うと 彼やお母さんとの電話で日本語を使うのも英語に影響がありそうで怖くなる。 言いたいことが瞬時に言えず、言葉を探さなければならないこのもどかしさ。 ライティングはせめて、なんとかついていかなくては。。 ----- Oxfordはわたしにとって、初めて経験した“海外”。6年前、3週間の滞在でした。 そのひとかたまりの時間の残像のようなものを追うのは、 当時自分があまりに幼かっただけにちょっとほろ苦く、それでも愉しい作業でした。 あの3週間の授業がわたしの英語力の向上に役立ったかは甚だ疑問ですが、 それでもやっぱり、あの時あのタイミングでOxfordへ行けて良かったと思っています。 なつかしい風景たち。上は通学路。下は授業受けてたカレッジの中庭。 イングランド最古のコーヒーショップの前を偶然通りかかったので休憩。 うっかり紅茶を注文してしまい猛烈に後悔。でも美味しかった。マフィンも。 ラドクリフカメラは修復中でした。 ----- 3週目、浮いたり沈んだりしながら、がんばろうと思ってます。 10/07/25 21:56 Regent's Parkの近くに住んでいるのに散歩のためわざわざHampsteadへ。 日常を離れることがどれほど難しく、どれほど大切か。 いい日曜日でした。 ----- 今日撮ったこの写真、Bootsとかでデジタルプリントしてみようかなあ。 データは紙にしたくなり、紙はデータにしたくなる。不思議。 デジタルはフィルムに比べて手軽だけど、だから浅いってわけじゃないと最近知った。 それでもやっぱり、フィルムの無い生活は考えられないけれど。 ----- 今日は相方の誕生日だった。 実はそれがいちばん難しいってことはわかっているけど、 どれだけ歳を重ねてもそのままの彼でいてもらえたら最高だと本当に思ってる。 10/07/18 20:34 部屋用兼キッチン用、あわよくば外出にも、のビーサンを買った。 ----- ここに来てから買ったベッドリネンの肌触りがよくって毎日幸せ。 日によっては11時間とか寝てるのはこれのおかげなんじゃないかってぐらい幸せ。 ----- キッチンは各階にひとつだけで、共用なのだけど、 うちの階のキッチンがお世辞にも綺麗とは言えず。。3つある冷蔵庫も全部いっぱい。 とりあえず冷蔵庫に何とか牛乳とヨーグルトだけ押し込み、あとは全部部屋に置いて 必要なときに持ってキッチンまで行っているわけなのですが 建物の構造上、キッチンまで4つものドアを通らねばならず、これがとっても面倒! せめて部屋で電気ケトルが使えればいいのに、火災報知機が反応するため禁止。 ちなみにキャンドル、お香、アロマポットなんかも一切禁止なんだけれど それに反応する可能性があるってどんな火災報知機よー。 部屋には作りつけの大きなボード。 大英図書館で買ったミニポスターと、さっぱり覚えられないのでバスマップ。 ----- わたしの本名はどうも覚えやすいらしく、授業でもちゃんと呼んでもらえるし 校舎を歩いてると色んな人が名前を呼んで声をかけてくれるんだけど、 わたし自身は人の名前を覚えるのに四苦八苦していて、とても申し訳ない。 自分のクラスの人はさすがに覚えたんだけれど(タイ出身の子3人は大変だったけど) 授業によってはクラスがまた違うので、そっちの知り合いとなるとだいぶ怪しい。 特に、英名を使っていない中国出身の人の名前が、、、でてこなくって、、、 (生徒の6割くらいが中国出身なのだけど、英名を使っている人はその半分ほど) 来週こそは皆の名前を覚える!というのが小さな目標のひとつ。 ----- 今日7時間近くもかけたのに、いまだ宿題が終わっていない。日々精進。 10/07/17 22:31 すでに3日経っているのでこう書くのはかなり今更ですが、学校がはじまりました。 まずグラマーとライティング、スピーキングのテストがあり、 でもってクラス編成がされ顔合わせがありもろもろ説明があり早速授業がはじまり、 で、その間寮に入れなかったりやっと入れたり必要な買い物したり荷物片したり、 まぁ当たり前(寮に一晩入れなかった以外は)のことを一通りやったわけなんだけれど やっぱり一応、なんていうか、すごいボリュームですな。いやはや。 ようやくついさっき、寮でネットをつなげたところ。 学校が始まってからは1枚も撮る余裕がなく、土曜日に道に迷ったときの写真。 ----- クラスメイトはわたしと同じように、できないっていうところからやってきた人たちで、 それが不思議な感じもするし、心強くもある。 (わたし以外ほぼ全員が年単位の留学経験者なので、そこはちょっと感覚が違うけど) みんな休み時間はにこにこしているし、和やかで、いいクラスな気がします。 授業自体が厳しいから、雰囲気があまり殺伐としてるのもなぁ、と思うので笑 これまでわたしは結局外国人だっていう事実に甘え続けてきたのだと思うし、 そういう甘えが許されない(特にライティングは)今の状況を本当に有難いと思う。 どれだけやっても中途半端かもしれないけど、それでも中途半端はよくない。 ----- 部屋が通りに面してて中がかなり見えるのでカーテンを開けにくいことと、 大通りもすぐ近くにあって夜遅くまで車の音がうるさいことが目下の悩み。 家用のスリッパ(もしくはビーサン)とハンガーが早く欲しい。週末になるかなぁ。 10/07/14 22:20 新しいカメラとは結局いまだに仲良くなれておらず、 いそいそと撮ったはいいけどこの写真たち全体的に青い…うえ、白飛びがすごい。 が、思い通りにならないのが、ちょっとネガフィルムを使ってるみたいで楽しい。 デジタルなんだから思い通りになってくれーという気もちょっとしますが。 コロンビアフラワーマーケットにて。 ----- どうせこれからそれどころじゃなくなるんだからと2日間調子に乗って動いていたら そりゃあ色んなことがあり、なんかもうすでに引きこもりたくなってしまった。笑。 明日からは大人しくします、って、明日は引越しなんだけど。 心地いい場所をはやく見つけたい。 これ買って帰りたかったな。 引っ越したら鉢植えもほしいけど、寮の部屋って大きいのは置いちゃだめな気がする。 ----- aboutページの写真が冬っぽいもののままだったなと思って変えようとしたら、 年齢とかももう違ってた。いつからそのままだったんだ。詐称しててごめんなさい。 他も変えようとしたけど、それほど変化があるわけでもなく、結局ほぼそのまま。 ----- これからワールドカップの決勝観ます。準備万端!今夜はこのためにある! 泊まってる安ホテルのお触書。これって本格的に苦情とか来ないんだろうか。。 10/07/11 19:23 ロンドンにやってきました。 2月に面接で来た時に続き、今回の到着もさすがはヒースローなぐだぐだっぷり。 ロンドン上空を延々と旋回し、到着しても機内で待たされ、入国審査も長蛇の列で、 ようやくヒースローを出発した時には着陸から2時間が経っていました。 そのうえいつもは荷物を極限まで削るわたしも今回はさすがに色々持ってきたので スーツケースも手荷物も殺人的に重く、ホテルに辿り着いたときにはへとへとでした。 11時間目を覚まさずに寝続けたのっていつ以来だろ。 学校は月曜日からだし、寮の入居も月曜日なので、今はまだちょっとお客さん気分。 ----- 今日はポートベローマーケットに行ったあと、ちょこちょこと買い物の下見。 その後、学校と寮の周辺を散策してきました。 ポートベローはとにかく凄まじい人でびっくり。場所によっては歩くのも困難。。 4年振りだったんだけど、4年前ってこんなだったっけ… ものすごく暑かったこともあり、完全に電池が切れたのでカップケーキを注文。 可愛い…のだがお店が土曜はイートイン禁止で、さてこれからどうしよう、の図。 なんで穴があいてるのかさっぱりわからない看板。…なんで? ----- 来て早々何ですが、本当のところ、最初はロンドンに来るつもりはなかったのです。 (そもそも、勉強したい内容からして最初は英語圏は選択肢にすらなかった) だけどふとしたきっかけでこの学校を知り、あれこれ調べて、面接も受けてみたら、 他の国のどの学校よりもわたしにとっては魅力的だったので、ここに決めました。 だからわたしにとっては純粋に学校そのものが、ロンドンに滞在する理由。 そのことを忘れず、できれば長くいられるように、できることは全部やろうと思う。 こんなはずじゃなかった!って思うことも沢山あると思うけど、違いを楽しんで 笑い飛ばしてゆきたいと思ってます。 さて、今日いちばん驚いたこと。道端にまさかの絶叫系。(Euston周辺にて) 駅で配ってる地下鉄路線図の表紙、2010年5月版。笑!!! 10/07/10 22:21 Back?? |