ハッピーハロウィーン!(まだちょっと早いけど)

日本でも11月に入れば早いところではクリスマスのディスプレイが始まると思うけど、
こちらでは今月中旬頃からスーパーやデパートに大々的にクリスマスコーナーが出現し
いまやハロウィンを押しのける勢いです。さすが本場(?)というか、なんというか。

ハロウィン、好きなんだけどな、可愛くて。

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twitterはそのときそのときのことを書いているから、ボヤキが先行しがちだけど、
授業、楽しいです。つらい状態が続くのも覚悟してたけど、今は意外に大丈夫。
正確には、予想を上回る大変さだけど、その分どんどん新しい知識が入ってくるので
充実している(この言葉好きじゃないけど他に適当なのが見当たらない)という感じ。
まだ授業始まって1ヶ月しか経ってないなんて信じられない!!!!

スウェーデン語は週3回授業があって課題もどしどし出るので恐ろしく進み、
古ノルド語も週2回、翻訳課題も出るし、授業も自習が前提で進んでいきます。
Literary Studiesでは毎週何十ページもの複雑なリーディング課題が積まれ、
イギリス人の皆も、泣きたいとか無駄だとか二度とやりたくないとか言いたい放題。
その他の授業でも、多かれ少なかれ予習課題出るのがアタリマエ。

忙しすぎて英語力をぼやいてる場合じゃないのでもうぼやくのやめました笑
変わらず会話の聞き取りには苦しんでるけど、楽しく喋って過ごせているしね。
わたしはどうしても他の子より課題に時間かかるから、常に追い詰められてるけど、
それでもいいやって思ってるし(そして日々スタバに貢献しております)、
授業は大半が本当に面白くて、あっという間に時間が過ぎていきます。いいことだ。

英語については、凹むこともあるけれど、地道に。
週1回の英語クラス(Advanced Grammer)をちゃんとこなすことと、
毎日約1時間のBBCリスニングをできるだけ休まないことは心がけようと思ってます。

と、突然ちょっとした近況報告のような。最後は自戒のような。

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乾燥がますますひどくなり、ボディクリームだけでは対応できなくなって困っていたとき
オイルをお風呂あがり、体が乾く前になじませるといいよ、
と以前友人に教わったことを思い出した。

で、早速WELEDAのベビー用オイルを購入し、やってみているのですが
2週間でかなり乾燥しなくなりました。これはすごい。
わたしはオイルをなじませてからかるくシャワーで流しているけど、それでもこの効果。
もっと早く実践していれば…と心底思ったよ。せっかく教えてもらってたのに…





使ったのはこのオイル。さらりとしていてすごく良い!近所のお店で8.5ポンドでした。
(ちなみにシャンプー&リンスはDuchy Originals)

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その友人は、わたしにとって紛れもない親友のひとり、とても大事な人なのだけど
なんと、ヨガの先生の資格を持っているのです。
(わたしがここに来るために勉強したり、出願したりしていたとき、
彼女もヨガの試験のため頑張っていたので、それだけですごく励まされました)

だけど彼女を見てると、魅力って肩書きそのものじゃないんだなぁとつくづく思う。
核のようなものを内側で大切に育ててきたのがわかるというか、
押しつけがましくない個性を持っている人だから、周りも幸せな気持ちにさせるのよね。
そんな友人にヨガは本当にぴったりだなとまったくの素人ながら勝手に思うし、
だからこそ資格が映えるのだなぁとあらためて感じるのでした。

どこかに所属したり、何かを所有してればそれでいいわけじゃない、っていうことを
彼女といるといつも学ぶ気がします。

ちなみにtwitterに書いた「ウィッフィー」は、その子です笑。かわいいひとです。

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なんか、一週間が終わって気が抜けて、つらつらと書いてたら長くなっちゃった。

今週末は、山のようにスウェーデン語の課題があるので、基本ご近所で。
でも、どこかで美味しいごはんを食べたり、本屋さんに行ったり、
できれば美術館に行ったりしたいなぁ、と、贅沢なことを考えてます。笑。

10/10/29 23:16






癒しを求めてグリニッジまで。

実はグリニッジには、4年前の9月に、2週間だけ滞在していました。
そのときなんでここを滞在先に選んだかというと、単純な理由で、予算と公園と天文台。
だけど、わたしはここがとても気に入ったのでした。

街に対して大きすぎる公園がいいのよ。

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グリニッジは、気に入っていたお店がかなりの割合閉店してしまっていたし、
カティー・サークも修復中で(すっかり忘れていたけど火事になってしまったんだった)
随分風景が変わっていました。びっくりした。
それでも、友達とよくご飯を食べた中華料理屋さんはまだあったし、
当たり前だけど、公園や天文台、Old Royal Naval Collegeはそのままで
ほのぼのと、懐かしい気持ちになりました。いいとこだなーやっぱり。






Old Royal Naval Collegeは、今は一部グリニッジ大学の校舎になっている。
友達が通ってるんだけどすごい羨ましい!世界遺産が校舎!






チャペル。すっごく丁寧なつくり。とにかく装飾が細かいのだ。

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せっかくなので、天文台にも行ってきました。
が、東経西経0度の線のあたりは、とにかく人でいっぱい。写真撮影に行列が…
そういえば観光地なんだった。すっかり忘れてた。






天文台までのぼって振り返ったところ。川向こうにはCanary Wharfの高層ビルが。

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ところであの中華料理屋さん、安くてかなりレベルが高い。あらためて思った。
(中華麺は日本のラーメンのサイズで5ポンド弱。ロンドンの外食事情からすると驚異的)
閉店してなくて嬉しかったです。近くにあったらしょっちゅう行くのに…

寮の近くでも美味しいお店を発掘したいなぁ、と思ったグリニッジ訪問でした。

10/10/24 23:13






前回の日記が書いたそばから恥ずかしかったので、早く次をと思っていたのだけど、
平日はなかなか書けずに結局木曜日になってしまった。

今でも充分とりとめがないんだけど、もっととりとめがない…というか
くだらない、けど自分の中ではちょっと楽しい日記が書きたいと実は常々思っている
…んだけど結局こんな感じ(そもそもここデザインすらもう何年も変えてないよね!)

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平日、学校が終わったあとどこにいるかというと、主にスタバ。
学校では当然教室で、夜は部屋でずっと椅子に座っているから、
スタバではソファーを陣取り、課題図書参考図書を読んだり調べ物をしたりしている。

寮に作り置いたごはんがある時は、21時の閉店まで居座ることもしばしば。
悪い客。

木曜日はナラトロジー(物語論)と言語学の授業が重なってしまっているので、
燃え尽き、魂がとんでってる状態で夕方からスタバです。
家だと寝てしまいそうだから課題やりに行くんだけど、なんか、癒されます。

それにしてもこのふたつの授業が同じ日でしかもつながってるとかほんと鬼。

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Samuel Palmerのスケッチ集を買った。すごく大事な本が1冊増えた。

10/10/22 0:04






新しい週のためにやらなくちゃいけないこと、そしてずっとやりたかったことを、やる。
読んで、聞いて、書いて。たまに話して。

はやく時間が過ぎればいいと思ってた。もっともっと速く、と。
そしたらパワーアップした自分が現れて、今の悩みなんてたちまち解決してくれるような 気がなんとなくしていた。だけど、ちゃんと考えたらそんなわけないと思った。

息を止めていても苦しいだけ。細胞が死んでしまうだけ。

ただ単に、ちょっと逃避してみたかっただけ、なのだ。

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実際、7、8月があまりにヘヴィーで、息切れしてたっていうのもあるんだけどね。

考えてみれば、冬休みの一時帰国まであと2ヶ月。
今は本気で越えに行かなきゃいけないとき。篭ってようが暗かろうが楽しくなかろうが。
こうありたいっていう理想のかたちでいれるほど、今のわたしは能力備わってない。
だから、あらゆるところで限界を感じて、ばらばらになっちゃったんだと思う。

集中してやっつけます。

だいじょうぶ!





サマセットハウスからの帰り、Waterloo Bridgeから少しテムズを眺めてみた。
反対側にはビッグベンやロンドンアイも見えるこの場所。
ロンドンにいるんだなぁ、と、思います笑

コートールドでは、もうすぐ企画展が始まります。ずっと常設展のみだったのだけど。
セザンヌ、しかも“card players”!今からすごい楽しみ!

10/10/18 0:16






週末の楽しみに、VOGUE買ってきた。かっこい!

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あいかわらず課題が山積しているものの、焦りはすこしずつなくなってきた。

凹んで悔しくてわたしなんて…ってときは、自分の立場をイギリス人に置き換えてみる。
ある程度の日本語力で、日本に留学し、別のアジア言語を学んでるイギリス人、
日本人ばかりのクラスにいて、まだ授業はじまって2週間。
そうすれば、授業はちゃんと参加できるのにクラスメイト達の会話で苦しむ、というのも
なんとなく飲み込める。

だいじょうぶ!

しかしOld Norseは文法すべてがほんと複雑。
そして言語学の授業ではSwedish、Danish、Norwegian、Faroese、Icelandic、
それからOld Norseを全部並べて扱うのですが、狂気の沙汰だよ。
非常にわくわくしますが、それと同時に、言語ってなんなの、と思うよ。クレイジー!

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「答え」だけを色んな人からもらってきて並べても、なんの意味もなさないでしょう?

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先週は暖かかったのに、今週半ばから急にまた寒くなった。10℃前後。冬の空気。

週末は学校の課題を持ち出し、この辺りでゆっくり過ごします。
お天気がよかったらまたサマセットハウスかも!

10/10/16 0:07









薄暗い部屋で、塞いで過ごしていた今日。
午後になってふと遮光カーテンを開けたら、雲ひとつない青空が広がっていた。

急いで準備をして、散歩がてら歩いてサマセットハウスへ。

ロンドンで好きな場所といえば、ここがまず思い浮かぶくらい、大好き。
都会の真ん中で公園でもないのに、広い空がある、穏やかで気持ちの良い場所です。

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サマセットハウスが好きなのは、コートールド美術館があるからでもあります。
小さな美術館だけれど、マネ、セザンヌ、ドガなど、とても素敵なコレクション。
建物も、もちろん美術館として建てられたんじゃないからだけど、
まっさらな感じの内装じゃなくて、窓から緩やかに光が入って、明るい。

日本人の友達が、“侘び・寂び”があると言っていたけど、確かにーと思う。

マネの“フォリー・ベルジェールの酒場”の前に椅子が置いてあるので、
行くたびに、そこに座ってしばらく眺めています。あの絵に会いに行ってるのかも。

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ちょっとした低迷期を迎えておりまして、悶々としていますが
その原因の一部は自分の英語力にあるので、もっとちゃんと認めないとね。
今のわたしの実力とか、上達までにさらに時間がかかることとか、そういうの。

IELTSで7.0程度の英語力(スピーキング苦手)なんて、本当にただのスタートライン。
思っていた以上に不自由で、焦るばかりの毎日。ほかの言語もやるのにって。

でも、そこまでこの先を悲観することもない。と、思うよ。そう信じたい。。

日々精進!!






サマセットハウスのテムズ側にある看板。なんかこれ好き。なんでだろ。色合いかな。






青空にヘリコプター!(ちっちゃくてよくわかんない写真だけど笑)

明日もいい日でありますように!

10/10/11 0:42






Aesopのボディクリームがすごく気に入っている。
一応バニラがベースになってるんだけど、ほのかに甘いくらいでさっぱりした香り。

こっちに来てからあまりに肌が乾燥するので、ボディクリームが必須に。湿度のせい?

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先週はツライ1週間だった。

そのうえ、だいぶ良くなったと思っていた右足親指に新たな感染症。
またちゃんとした靴が履けなくなった。

こうあるべきだ、みたいなのがすごくあって、でもそう上手くはいかないことに苛立つ。
自分の範疇なのに、自分の気持ちなのに、思い通りになんない。

だけど、地道にやるしかないってわかってるし、
こんな風にぐしゃぐしゃになるのは最初だけ(だし何事も最初はそう)って思ってもいる。

時間が必要なんだなー。

たまごボーロ食べたいってtwitterに書いたら、
友人ふたりから「届けー!」って、たまごボーロの写メ付きの返信があって泣いた。
なんて素敵な人たち。そしてなんて果報者なのわたし。

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日本は三連休。

月曜日には、わたしの部屋の引っ越しがあります。
(実は9月以降こちらに残れるかわからなかった為、部屋を置いてきていたのだ)
母と妹が作業をしてくれるんだけどね。いやはや、申し訳ない。

この部屋に引っ越してきてからいい事がない、と泣いた2年前の夏をよく覚えてる。

身動きできないほど辛い時間も、息もつけないほど幸せな時間も、
わたしはあの部屋で過ごしたんだった。紛れもないホーム。
理解はしていても、本当になくなるんだってことをまだどこか信じられずにいる。

またいつか、あのあたりに住めたらいいな、と思ってます。

10/10/09 23:35






楽しもうったってそんなの無理!とはっきりと思ってしまったのサ。

ただし、「今の段階では」と、いうことで。

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授業が出揃い、改めて、自分の選択は正しかったと思えた。
たとえ北欧のどこかの国へ行っても勉強できないことが、しっかりここにはある。

が、いかんせん課題がすさまじく多く、早くも潰れております。
語学(スウェーデン、古ノルド語)関連の宿題はもちろん、その他の授業でも
数十ページものプリントを渡され、じゃーこれ次の授業まで読んどいてーとか。
この数じゃ印刷するのも大変でしょーに…

そして週に1度ある、アカデミックライティングの授業がものすごい苦痛。
イギリス人と同じ土俵でライティングやれって言われてもそんなの無茶です。
ワタシニホンゴネイティブ。

クラスメイト達の会話にも相変わらず全然ついてゆけないし、日々凹むことばかり。
が、まぁ、レクチャーはほぼ聴けているしちゃんと理解できるので、
とりあえずは多くは望まず、寂しくても着実にやっていこうと思ってます。

幸福なことに、時間はまだたっぷり残されているのだよ。

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今日、Literary Studiesの授業の導入で、アポロ8号の音声を聴いた。
1968年のクリスマスイブ、月の軌道上でのテレビ中継。
3人の宇宙飛行士が創世記を読み上げて(授業で取り上げられた理由は実はそれ)
その後、短いメッセージを贈っていた。

読み上げられたのが旧約聖書である以上、大きな問題もあることはわかっているけど、
聴いていたら涙が出そうだった。

→Christmas in Space, 1968 (you tube)

"And from the crew of Apollo 8, we close with good night, good luck,
a Merry Christmas, and God bless all of you
- all of you on the good Earth."

10/10/07 23:01









ケンブリッジへ行ってきました。

twitterにも書いていた通り、「家の近くの駅から長距離列車に乗れるから」という
限りなく消極的な理由でケンブリッジへ行くことを決めたわけですが笑、
とても素敵な町だったし、ロンドンから本当にほどよい距離で(直通列車で45分)、
疲れることなく、お休みを満喫できました。

ロンドンに住んでいると、たまにこうして小さな町に行きたくなります。

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とはいえ、ケンブリッジは確かに大きくはない町だけど、ちょっと都会的というか、
必要なものも娯楽もしっかり揃っているところで、正直驚いた。
そしてやはりというか、オックスフォードを思い出したよ。






…もはや大学ではないと言いたくなるような荘厳な建物(これはKing's college)

今回何といっても楽しみにしていたのはCambridge University Pressのショップ!
小さなお店の中に、面白そうな本がぎっしり。宝の山だったー
いまは読んでいない課題図書がまだ沢山あるので、もう少し落ち着いたらまた行って
読んでみたい本を心の赴くままに買って帰りたいです。






Christ's collegeの中庭。オックスフォードのHertford collegeとすごく似ていて、
初めて行ったのに、なんだか懐かしかった!






このカレッジは、ダーウィンが在籍していたところらしく、絵葉書を売ったりしていました。
街中の本屋さんでも、ダーウィン関連書籍は目立つ場所にしっかりコーナーが。

実は、「進化論」はキリスト教と相容れなかったため、ケンブリッジでは発表できず
当時唯一の無宗教大学だった、わたしが今通っている大学から発表されたそう。
なので、我が大学、出身校ではないにも関わらずめっちゃダーウィンおしてます。
校舎のうちひとつにちゃっかりと彼の名前を冠しているほどです。

なんていうか、偉人ってこうやって取り合い?になるよね笑
坂本竜馬縁の地、っていうのが全国あちこちにあるみたいな。ちょっと違うか。






ここは別のカレッジ。オックスフォードもだけど、各カレッジに紋章があって格好いい。
お城のような校舎もだけど笑、こういうのかなりうらやましいです。

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そんなわけで余力を残してロンドンへ帰還。

明日は雨らしいし、場合によっては寮から出ずに過ごせるように色々買い物してきた。
友達とSkypeする予定もあるし、読まなきゃいけない本もあるしね。
天気が回復したら本を持ってどこかへ少し出掛けてもいいけど、
どちらにしても、のんびりと少し怠惰な感じで明日は過ごします。

明後日は朝一番から古ノルド語。楽しみにしていた10月がようやく始まります。

10/10/02 23:32



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