本当に色々なことがあった9月も、もう終わる。

彼と1ヶ月以上振りでテレビ電話したら、お互いにすごい髪がのびてた。
1ヶ月ってすぐだけど、ちょっとした変化が起きるには充分な時間。

彼のPCも復活したことだし、これからはなるだけそういうの感じないようにしたい。

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昨日と今日は、学科のウェルカムパーティーがあったり、担任との面談があったり。
パーティーではちゃんと話せない人も多かったんだけれど、
今日は偶然、担任の先生が同じ男の子たちとちゃんと喋る機会があって、よかったなー
とても感じのいい人たちだった。

いまはとにかく、早く何もかもに慣れたいです。校舎にも先生にもクラスメイトにも。
昨日や今日のことが、遠い昔のことのように思えるようになるといい。早く。

それにしても、今日は先生にまで「随分若く見えるわねー」って言われたよ。
日本人には24、5、その他のアジア人には22、3に見えると言われてきたけど
ヨーロッパ人には20、21くらいかと思ったって毎度言われる。どんだけ…
ただでさえアジア人は若く見えるのに、丸顔童顔が手伝ってこのようなことに。
最初はがっくりしてたんだけど、もはや慣れ→開き直りの段階に入っております。
こうなったら思う存分若作りしてやるー!笑

とはいえ、基本的にこちらは年齢などあまり気にしないのでラクチンです。
前のコースにいた留学生たちの中では中堅くらいの歳だったしなぁ、わたし。

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毎日毎日結局同じようなことで凹んでいるけど、
今の段階でネイティブスピーカーと自分を単純に比べたって意味なんかない。
そして、英語が完璧でない留学生には、やらなきゃいけないことが沢山あるし、
学生生活の細かなところをほかの学生と比べて羨んだり焦ったって仕方がない。

と、思ってはいても日々ベッコベコになるわけなんだけど笑、
ま、ほどほどに、ということで。ね。きりがないし、もったいないし。

さっぱりしたいな。とりあえず、明日こそ前髪切るー!

10/09/30 23:53






続・キューガーデン。

サボテンの花を見ると切なくなるのは、ミスチルのyouthful daysを思い出すから?

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学校が始まっているのだけど、今週はガイダンスや顔合わせで講義は来週から。
なので、ここ2日ひたすらに凹みながら過ごしている。

というのも、わたしはスピーキングとリスニングがなんといっても苦手。
リーディング+ライティングと比べると、これって同じ人の成績?と思うほど。
むしろ読み書きだけでなんとかここまで来たと言っても過言ではないのだ。
(いや、自信を持って言い切るようなことじゃないんですけどね…お恥ずかしい)

わたしが通う学部(School of European Languages, Culture and Society)は
French、Italian、German、Dutch、Spanish、そしてScandinavianの6学科。
なのだが、全体でアジア人はたぶん2人しかおらず、北欧専攻は当然わたしひとり。
で、うちの学科はわたし以外全員がヨーロッパ人(半分以上がイギリス人)なのです。

そんなわけで、会話の速さがもう尋常じゃない。一部英語に聴こえないもん。
と、いうかこれまでわたし達が喋ってたのが英語じゃないの?っていうレベル。
ただでさえリスニングが苦手なので、生徒達との会話ですら四苦八苦。
皆でやるゲームも、ルールが風のように通り過ぎていき、誤解したまま参加することに。

今日はさすがに途中で泣いて帰りたくなりました。

まぁでも、授業が始まれば、講義のリスニングは生徒同士の会話より遥かに楽だし
ちゃんと沢山本を読んで、こなしていけば、ちゃんとついていける。…と思う…
だから、いちばん落ち込むのは今だ!と、思って、なんとか凌いでます。

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顔合わせでは、面接の日に会った人がほとんどいなかったのに驚いた。
(正直、北欧ってマイナーな分野だから、面接受けた人はほぼ全員受かるものかと…)
グラスゴー出身の優しい男の子、また会いたかったのに、いなくて少し寂しかった。

わたしは珍しいアジア人だから入れてもらえたんだと思うし、ホント頑張らなきゃ。
勿論ついてけないってわけにはいかないし、
これからスウェーデン語をやる人がそれ以前の英語で苦しむなんてあまりに情けない。
いや、そんなこと言いつつ、夏のあいだ散々苦しんできたんだけどね笑






ちなみにサボテンの写真を撮ったのは↑こんな場所です。これでほんの一部。
温室全体がサボテンと多肉植物で埋め尽くされています。天国!

10/09/28 22:33









最高のお天気が嬉しくて仕方なくて、キューガーデンへ行ったはいいけど
着いた頃には雲が広がり日がかげって、すさまじく寒く、震えながら散歩することに。

それでも、清々しい土曜日でした。

恋人や数少ない友達を思い、そばにいられたらと切なくなる一方で、
こういうひっそりした時間がわたしは好きだし、何物にも代え難いと確かに思ってる。

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お昼はガーデン近くのNewensというティールームで。
かなりの老舗らしく、“Maids of Honour”という名前のついた名物のエッグタルトは
ヘンリー8世の好物だったとか。さらりと紹介されてたけどすごい話だ…









ロマンティックな店内。

エッグタルトとキッシュと紅茶をいただいたのだけど、どれもすごく美味しくて驚いた。
しかもとってもリーズナブル。こんなお店があったなんて!
このお店だけでも、ガーデンに入らなくても笑、リッチモンドまで行く価値あると思うー
それくらい、素敵なお店でした。めっちゃ混んでたけどね。さすがだ。






これがエッグタルト。思ってたより小さかったので、後でキッシュを頼むことに笑
キッシュのほうは、ボリュームたっぷりでした。

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キューガーデン、また絶対行くと思って、学生年間パス買ったよ。
寮から1時間近くかかるけど、地下鉄の乗換は1回で、しかも向かいのホームだから
のんびり座っていたら着く、という感じだし。

ほかにはない空気がやっぱりキューガーデンにはあって、それがすごく好きだし、
お店の本の品揃えもすごく好き。
駅からガーデンまで歩いていく道も、すごく好き。

4年前に友達から、考え事をしたいときにはここに行くっていう話を聞いたとき、
なんで近くの大きな公園じゃなくてわざわざそんな遠くまで?って思ったけど
今ならちょっとわかる気がするなー。






もうずっと7月からロンドンは寒くて、8月も、9月に入っても似たような気温だったので
なんとなく、ずっと夏を引き摺っていました。
だけど植物たちを見てあらためて、秋になったんだ、って思った。実感したというか。

来週は学部のオリエンテーションウィーク。夏はもう終わったんだなぁ。

10/09/26 0:39






この部屋でいちばん好きなのは、窓。

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水曜日に、ビザの延長申請、学生登録、学生証の発行まで終わらせたので
あとはネット上でできる手続きがほとんど。いまは比較的ゆっくりと過ごしています。

ビザ申請は、相当な数の学生が押し寄せ、予想以上の大混雑。
朝9時半に行ったのに、書類を見てもらえたのはなんと午後2時半!!!!
みんな食べ物やらゲームやらパソコンやらを持ち込み、完全に合宿状態でした。
2つ後ろにたまたま友達が並んでたのが救い。おかげでちょっと楽しめたよー

来週のオリエンテーション三昧(今度は学部のほう)に向けて、充電中。






靴買いました。初UGG。中がもこもこしていて暖かくて、履くとさらにカワイイ!

ちなみに、UGGはイギリスでは、日本に比べて3割〜4割ほど安いです。驚き。
物の価値のあいまいさを痛感するこの頃です。

10/09/24 12:46






新しい寮への引越しが無事終了。

そして心安らぐ間もなく、怒涛の事務手続きウィークに突入。
いや、正直、ものすごい疲れてます。書類書類書類、の山!

お気に入りのストールを紛失し、鍋を買いに行った店では7ポンド多く払わされ、
携帯をキッチンに置き忘れてないないと騒ぎ、あまりの自分の抜けっぷりに凹む。
わたしもうホントどこにも行かないで引きこもってたほうがいいと思う、今。

しかしそういうわけにもゆかず、明日はビザの延長申請です。自分の未来が不安。

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でも、今日は入学式…でもないけれど、まぁオリエンテーションのようなものがあって、
疲労困憊のわたしでも笑、すごいワクワクしたよ!
ここまで来られて良かった、と思った。まだスタートラインだけど。それでも。

しかし、周りを見渡すと、アジア系はたぶん全留学生の2〜3割ほどで、
日本人と似た雰囲気!と思っても、大概がシンガポール、香港、マレーシア出身者。
当然だけど格段に英語のレベルが上がり、すでにだいぶ焦りを感じています。

落ち込んだら、勉強して、そんでもって寝る。っていうのを忘れないようにする。

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住み始めた寮は、とにかく不便で、かつあまり治安がよくない場所にあるかわりに
たぶんこの大学でも1、2を争う新しい寮なので(2003年オープン)、結構きれい。
立地以外で今困ってることといえば、虫が何故か多い、コンセントが少ない、くらいで
部屋の中は、なかなか快適です。

しかし、わたしは本来食事つきの寮を希望していたのだけど、ここは食事なし。
これまでは、もうすぐ食事つきのところに移動するからと
キッチン用品は一切買わず、食器もマグのみでなんとか暮らしていたのだけど、
また食事がつかないのなら、いつまでもこんな食生活を続けているわけにもゆかず。
自炊のためについに色々買わなきゃいけなくなりました。やれやれ。

ともあれ、必要なものを少しずつ揃えて、はやく落ち着けたらいいなと思っています。

10/09/21 22:44






朝の静かなキッチン。

毎日スタッフが来てくれて掃除してくれてもお世辞にも綺麗とは言えなかったここが
数日後にはきっと恋しくなる。

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さて、そんなこんなで、新しい部屋がようやく確定。
無事もろもろの手続きを済ませ、20日には入居できることに。はーほっとした…!

ところでその寮、わたしが出していた希望とはかけ離れた…というか
なんと、もっとも低い順位をつけていたカテゴリーの寮。
なのでオファーが来たときは、え、そこ!?なんで!?とさすがにちょっと驚いた。
いや、勿論、こんなこともあるかもとは思ってたけど。

そして、今までは徒歩10分圏内に6つ地下鉄駅があったのですが、
今度は10分内にひとつも駅がない。なんと。
これだけ地下鉄駅があるロンドン中心部でこんなところがあるのかと唸ってしまった。
しかも、最寄りの駅前まで行かないと、いいバスも通ってない。

というわけで、学校までも当然交通手段がありませぬ。
雨の日も風の日も徒歩20分。

こうなったら部屋をとことん快適にしてやる!と意気込んでいる。

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科目登録の書類に必修科目の説明があったのだが、
何度見直してもどう考えても古ノルド語(Old Norse)が必修科目。

と、いうことはつまり、アイスランド語系統も勉強しなきゃいけないということ。
いや、いい、いいんだけどね、しばらくはスウェーデン語に集中させてほしかった。
さすがに頭の中で混ざるんじゃなかろうか。

母にそうボヤいたら、古ノルド語って?と訊かれたので
今のアイスランド語とかフェロー語に近いと思うんだけどね、と言ったら
あぁ、フェロー諸島行きたいって言ってたじゃない〜と普通のテンションで返された。
最初娘がフェローだ何だって言ったときにはびっくりしたと思うんだけど…
母からすると、もうそんなん慣れましたって感じなんでしょか。

とりあえずどうせ今年勉強するなら、
それなりにちゃんと読めるようになってから現地にいこう、と思ったのでした。。

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日曜から月曜にかけては引越し。荷物、手で運びます。
来週はビザ申請、オリエンテーション、学生登録と科目登録、必要な買い物などなど
忙しくなりそうだなー。

10/09/17 9:29






先日の旅行のスナップ写真をまとめてみました。 →Paris & Mont Saint-Michel

この旅行のハイライトは、
・パリのマクド店員ブルノ君(日本の刑法を勉強しているらしく日本語ペラペラ)
・モンサンミッシェルに感動…しつつ、日本人が多すぎてフランスにいることを忘れる
・フランス全土がストライキ→TGVが運休→チケットカウンターで般若になる
・妹がバッグを買う(ずっと欲しかったものだそうで…日本の半額以下だったとか)

そんな感じです。

パリでは、オランジュリー美術館にも行ったよ。4年越し。睡蓮の部屋、素敵だった。
モンサンミッシェルでは、雨上がりに虹を見て、夜には沢山の星を見た。

何人もの優しい人に会い、美味しいごはんを食べた(晩ごはんは全て当たり!!)
愉しい旅行でした。

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そういえば、最近のスナップは、大抵OLYMPUS PEN E-P1で撮っています。
LUMIXの単焦点(20mm/F1.7)をつけて、重いコンデジという感覚で使っているけど
慣れるにつれ、思うように撮れることがすこしずつ増えてきたような。
最初は色々やってみましたが、結局いまはほぼマニュアル撮影です。それで満足。

わたしはどうもこのカメラに合っていない使い方をしているような気がするけど
それでもしっかりコンデジと一眼のあいだを行ってくれるので、いいなぁと思います。

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accommodation officeにて。
わたし 「5月に寮を申し込んだのにまだ連絡が来ないんですけど」
担当者 「今週中に連絡がいくわよ。…できれば」
わたし 「どこの寮になるかまだわからないの?」
担当者 「今の段階ではまだわからないわよ」
わたし 「でもearly arrival申し込まなきゃいけないから早くしてくれないと」
担当者 「連絡が来たらすぐに申し込めばいいじゃない」
わたし 「でも次の週末で今の寮出ないといけないんですけど」
担当者 「わかった、今週中に連絡するから、…できれば」
わたし 「今週のいつ?」
担当者 「だから今週中だってば!」

hopefully連呼するのお願いだからやめてくれー。
わたしはホテルでつなぐことなく、ちゃんと引越しがしたいのよ。それだけなのよ。

学校の近くの寮を選んだんだけど、こんな調子じゃたぶん希望も通らないだろうな。
あぁ、前途多難。

10/09/15 0:23






長いようで短かった、残留をかけてのコースが終わりました。
気がついたら9月も中盤。あっという間の2ヶ月でした。

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で、twitterでは散々ボヤいていましたが、試験の結果はoverall 69%。
文系合格点の70%にわずか1%届かずでした。
なので今朝から、先生が書いてくれたStudent Profileを携えオフィスで交渉。
一度は帰国を覚悟したけど、夕方、めでたく合格の通知が届きました。よかった!

そんなわけで、無事ロンドンに残れます。
だめだったら帰ると口では言いながら、帰るわけにはいかないと思っていたので
正直なところ、本当にほっとしています。

これからは半分以上の学生がイギリス人の、普通の大学のコースに移ります。
北欧地域専攻なので、スウェーデン語の勉強も容赦なく始まるし、
色々あるだろうけど、今はすごく楽しみ。頑張らなきゃなー、と、思ってます。

まぁ、それ以前にまずビザの延長やら何やらにまた悩まされるんだろうけど笑
早速いま、次の寮のお知らせが今日までに来るはずだったのに来なくて困ってる。
あと10日でここ出なきゃなのに。やれやれ。

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わたしが行っていたコースは、9月以降に選んだコースによって合格点が違っていて
(理系は65、文系は70、Lawは75で、その点数-5を1科目でも下回るとアウト)
採点の性質もあり、65から67%の生徒がかなり多いみたいなので、
理系のクラスメイト達は通った人が多かったものの、文系組は全員が苦戦。
Lawは平均が低かったからか、72%で合格にするというお達しが出たのですが
それでも届かなかった子が続出。
自分のこともだけど、友人達の努力を見ているだけに、それがほんとに辛かった。

交渉で残るのも難しいのはわかっているけど(点数に開きがあるとやはり厳しい)
それでも、できれば全員に残ってほしいと思う。
綺麗ごとのように聞こえるかもしれないけど、ほんとにそう思う。頑張れ皆…!

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写真はモンサンミッシェルで見た虹。スクリーンに映したみたい。

一昨日までの旅行のデジタル写真、記憶が強いうちにまとめたいなー。

10/09/10 22:39



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