見慣れた風景と新しい細胞。

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サマセットハウスにあるコートールド美術館はとてもすてきで、
しかもロンドン大学所属カレッジの学生は無料なので、よく散歩がてら歩いて行く。

すきな絵の前に座ってぼうっとして、半地下のカフェでお茶を飲み、
夏なら一面の噴水、冬ならスケートリンクを眺めて帰る。

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フィンランド語の先生から、授業時間を動かせる旨のメールをもらった。
粘った甲斐がありました。わーい!

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ネイティブの友人達と話してはいまだ存在しつづける英語の壁に落ち込み、
大学に勧めてもらった参考書をすがるような気持ちで買ったら
Introductionに“あなたはこういう状況ではないですか?”と
わたしのことがまんま書かれててのけぞった。

“普通のことだから心配しないで”と書いてあるのを見て、本当に気持ちがらくになり
そうかわたしはこれは普通だと誰かに言ってほしかったのか、と思った。

内容もなかなか良さそうだし、とりあえずしばらくはこの本信じる。

、、、いまなら、怪しい商売にもひっかかりそう。(いや、ひっかからないけどね。)






マネ『フォリー・ベルジェールのバー』
引きつけられるのは、遠近法に歪みがあるからか、女性が悲しげな表情だからか。

魅惑的なこの絵に、いつも会いにゆくのです。

11/09/29 0:15






巣作りに励んでいます。

掃除と片づけも一通りは終わり、あとは本の山の整理を残すのみ。

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誰かにわかってもらえないかなあ、とか思ってるうちに人生終わっちゃいそうで
焦っては慣れないことに手を出して、日々火傷だらけ。

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ミスチルのSENSEが一年越しでものすごいヘビーローテーション。
実は去年は、Split the differenceのCDがすきすぎてこっちは影が薄かったのだ。

いまは「蒼」がすきです。

“静かに 静かに 夢はささくれ 届かぬ 祈りに 胸が暴れる”
“ただただ 自分の 身の丈を知らされ”

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お休みのはずだった今日は、フィンランド語の授業をやっている他学部で
延々とたらい回されたり交渉したりしていました。

とにかく、可能性を残して本日は終了。どうかなんとかなりますように。

なんだかなーもう、っていうのは脇によけて、もはや前向きにゆくしかない!






日曜に、フラワーマーケットで買った紫陽花。
青い紫陽花もいいけれど、緑にところどころほんのり青いスプレーをかけたみたいな
こういう色のが、いちばんすきだな。

11/09/28 0:52






トラブルつづきで順調にやるべきことが増える毎日。
辟易8割、ゲームのレベル上げ的な地味な楽しさ2割。これぞロンドン。

とりあえず、人間らしい生活にあたたかいお湯の出るシャワーは必須だってわかった。

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スペインから持ってきてしまった風邪が完治せず、
とにかく咳がとまらないのでよく眠れない。

眠れるまでとiPadに入れてた「きみはペット」読んでたら、どうしようもない気持ちに。
こんなところまで来ておいて何ですが、ひとり暮らしもう、ちょっとやなんです。

愛されるって、さて、どういうこと?

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わたしが毎日のように勉強や読書をしているスタバにしょっちゅう顔を出しては、
「君に会うのはほんとに簡単だなあ」と笑っていたJinは、もうロンドンにいない。

Jinは、わたしのいないロンドンは寂しい、とたぶん最初に言ってくれた友達で
わたしも、Jinのいないロンドンは寂しい、と思う。

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来週は、授業の本登録とかミーティングとかパーティーとか。
人と会うモードに切り替え、スウェーデン語の復習をがっちり。

風邪、はやく治りますよーに!

★カラー、モノクロともに写真追加しました。
予想外にメルヘンな写真たちですが、ノルウェー旅行の、ベルゲンまでのものです。
まだベルゲン、、、!笑

11/09/24 23:15






ロンドンに戻り、再びの日常生活がスタート。

相変わらずのどよどよした天気とだめすぎる交通機関のおかげで、
たった2日で、これでもかというほどロンドンを感じています笑。やれやれ。

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旅行後半は結局日記を書けなかったわけだけれど、
その後、マドリッド、トレド、アランフェス、そしてバルセロナを満喫してきました。

、、、途中から風邪で苦しんでいたわけなんですが(それで日記書けなかった)
いやいや、旅行中に本格的に熱を出したのは初めてだったので、驚いたよ。

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せっかくなので、写真でざっと旅後半を振り返ってみるなど。






旅後半は、数多くの美術館へ行きました。
トレドとマドリッドでは、一生分のエル・グレコを観た気がします。

エル・グレコの作品は、遠くからでもすぐにそれとわかる存在感。素晴らしかったです。






「ねえねえおじさん、あれ買ってー」と
トレド・ゾコドヴェール広場にて、ドン・キホーテ像にからむ妹。









トレド大聖堂は、現在大司教座が置かれているというだけあって、相当な迫力。
ベースはゴシックなのだけど、スペインらしさが滲んでる建築だった気がします。






今回行った美術館の中でいちばん印象に残っているのが、ソフィア王妃芸術センター。
20世紀の作品が中心で、ピカソ、ミロ、ダリが特に数多く展示されていました。
(この写真はピカソとミロの部屋!撮影禁止の展示室も多かったけど、ここはOK)

ピカソの「ゲルニカ」は言葉を失い、ぼうっと眺めるしかありませんでした。
先日京都でエリオット・アーウィットの写真展を観たのだけれど、
そこで展示されてた中に、「ゲルニカ」の前で立つ男性の写真があったのを思い出した。
何故アーウィットがあの場所でシャッターを切ったのか、少しわかるような気がします。

ピカソはもともととても好きな画家なので
今年はデンマークのルイジアナ美術館でも大きな展示を観れたり、
沢山の作品に会えて嬉しいな。






窓から見える夕焼け空も一枚の絵のようで。

しかし、ソフィア王妃美術館、とてつもなく寒かったです。冷房ききすぎ。
最後のほうまじでぶるぶる震えてたし、風邪ひいたの絶対ここのせいだと思う。。






マドリッドで泊まっていたホテルの向かいにあったVITAMINAというお店で、
頼んでみたフルーツジュースが美味しくて美味しくて!!!!!
これはイビザという名前で、いちご・りんご・オレンジ。

いま、本気でジューサー買おうかと思ってます。あの味を再現したい!!






続いて、アランフェスの王宮。
わたしこの日たぶんいちばんふらふらだったので、写真があんまり残ってません笑






でっかいフランスパンにただチーズが挟まってるサンドイッチに口中の水分を奪われ
「うぃぃ」と渋い顔のイモウト。

アランフェスは、王宮は撮影禁止だし、フィルムX線に通されるし、ごはんはそんなだし、
そもそも暑いし、おまけにわたしは最初っから体調不良で、結構悲惨でした、、、

それにしてもスペインはアランフェスに限らず、セキュリティが厳しかったです。
長距離列車に乗るときはかならずX線、大きな施設などでもだいたいX線。
写真撮影もだめなところが多くて、イギリスの緩さに慣れている者としては驚き。






マドリッドに泊まっていた4日のあいだ、晩ごはんは市場に通っていました。
安いし新鮮だしなんでもあるし最高。

この日はまずパエリアから。ソーセージが入っていてとっても美味しかった!






ミロの作品を前に悪ノリする妹(と、ノリノリで撮っているわたし)

バルセロナ初日は日曜で、月曜はほとんどの美術館が閉まってしまうので
慌ててミロ美術館とピカソ美術館へ行っていました。
どちらも内部写真撮影は禁止だったので載せられず残念ですが、
とても良い美術館でした。どちらも。

実はミロにはこれまでほとんど関心がなかったのですが(失礼)
ソフィア王妃芸術センターで沢山作品を観て、興味がわき、ここへも来てみました。
やっぱり理解できたとは思わないけれど笑、とても面白く、
これからもっと色々観てみたり調べてみたりしたい、と、思いました。

ピカソもどちらかというと作品を観るうちに惹かれていった画家だし、
こういう出会いがあるのが美術館訪問の楽しいところのひとつだと思う。
目が肥えてるわけじゃあぜんぜんないけれどもね!美術館、大好きです。






バルセロナといえばガウディ。サグラダファミリア!









内部。有機的で、力強くて、でもしなやかで、ほかのどことも違ってた。

これ、完成したらどうなっちゃうんだろ。
ステンドグラスが全部はまったところ想像するだけで悶える。






グエル公園にも行きました。すごい人で、まるでテーマパーク!
ディズニーシーを思い出したよ。マーメイドラグーン。

敷地内にあるガウディの家は、当時から名声を得ていた建築家の自邸とは思えない、
小さくて質素な家でした。






センスの塊のタイルは、ガウディの弟子ジョジョールが手がけたもの。






こちらもガウディの有名な作品、カサ・ミラ。ハイストリートにででんとあります。
ベランダの植物が絡んだような装飾がすてき。






屋上は迷路のような、天国でした。






夜のバルセロナ。遅くまで人がでてた。

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マドリッドは4泊とったのだけど、行きたかった近郊の町すべてには行くことができず、
バルセロナは2泊、実質1日半あったのだけど、ぜんっぜんまわりきれず。

とても残念ではあったのだけど、
「うん、全部まわるのはあきらめよう」と思ってから、気がらくになりました笑
いつかリベンジする!!!(なんかわたし、いつもこんなこと言ってるなー)

とんでもなく暑かったけれど、夏の終わりを満喫した、楽しい旅行でした。

11/09/21 23:50









南国の花が咲く鮮やかな町とは、今日でお別れ。
焼け焦げるような暑さも、いざ離れるとちょっと恋しいような。

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今日は、夕方4時半ごろのマドリッド行き列車を予約していたので、
それまではコルドバでゆっくり過ごしていました。






コルドバで泊まっていたのはこの旅行でダントツのいいホテル。
そんなわけでわたし達には珍しく、のんびりと朝食をとり、中庭でごろごろするという
優雅な朝を楽しんでみるなど。






中庭には天蓋つきベッド!!!
わたしほんと一日中ここにいたい、いやむしろここに住みたい。

帰りたくないとしくしく泣き真似をし、妹に「泣くな!行くよ!」などと言われる姉。

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泣く泣くチェックアウトをすませ、一昨日行けていなかったアルカサルへ。
14世紀に建てられた王城です。コロンブスもここで王に謁見したのだとか。






長方形の池の縁にぐるりと花が植えられた、夢のような庭園。






こういうところが実在するんだな、って思った。






ハイビスカスも咲いていました。

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そうそう、コルドバでは、H&Mで買い物もしました。
H&Mは、国によって商品が随分違うけれど(前面に出てる商品が違うだけかもだけど)
スペインのお店は、やっぱり南欧らしい、カラフルなものが多い気がします。

妹とお揃いで買ったブラウスは約1500円。すてき!






アンダルシアでは、おばあちゃんもカラフルなワンピース着てた。

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さて、コルドバを出て2時間弱、再びのマドリッドに到着。
アトーチャ駅から地下鉄に乗り、ホテルを目指します。






地上に出たら、そこは都会だった。(いや、当たり前なんですけど)

ホテルにチェックインして、晩ごはんを食べにふたたび街へ。






お目当てのバルを探して歩いていたら、なにやら楽しそうな市場を発見したので
バルで2品食べ、戻ってきて市場でもう少し食べることに。






どれもこれも美味しそうでさんざん悩み、結局ブルスケッタを2つずつ注文。
言わずもがな、めっちゃ美味しかったです。

市場の中には30ほどのお店があったのだけど、
ほとんどのお店にこうしてその場で頂けるメニューがあって、すっごくいいなと思った。
選ぶのも楽しいし、食材も新鮮だし、気軽に食べられる!






食後のコーヒーを飲みながら、大満足でホテルへ向かっていると、何やら人だかりが。
おじさん達が4人で、ギターを弾きながら歌っていました。

“Hotel California”、とてもかっこよかった。
しばらくはこの曲、頭から離れなそうだなー。

11/09/15 1:27















昨日の朝グラナダからコルドバに移り、昨日は一日コルドバ観光をして、
今日は日帰りでセビーリャへ。

マドリッド近郊の町や、バルセロナも楽しみだけれど、
それでも、アンダルシアが明日で終わってしまうのがとても悲しい。

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今日は9時間のセビーリャ滞在だったのだけど、
美しい建物をつぎつぎ巡り、充実していました。
ピラトの家も、大聖堂も、アルカサルも、素晴らしかったです。目が眩みっぱなし。

セビーリャはフラメンコ発祥の地なので、
普段も使える可愛い扇子を買おうと思っていたのだけど、それも叶いました。
素敵なお店でおじさんと会話が弾み、自分用にふたつと友人への贈り物を。
ひとつにするつもりだったのだけど、友人のを選んでいたらそっちも可愛くって
思わず、おそろいにしちゃいました笑。いやはや。

妹は、ひとつ扇子をプレゼントしてもらっていた、、、!おじさんいい人すぎる。
グラナダでもレストランで一品サービスしてもらったりしたし、
スペインではこういうことがなんだか多い気がします。

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それにしても、コルドバもセビーリャも暑い!40℃近くあるんじゃないだろか。
その中で歩き回っているので、体力を削がれ、一日が終わるころにはくたくた。
先週は45℃あったからこれでもましって、おかしい、絶対におかしい。

昨日は午後4時ごろホテルに戻ってきて、シエスタしました。リアル昼寝です笑
昼寝をするのはいつ以来だろうって感じだったので、ちょっと新鮮でした。

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ほんとうは、セビーリャの大聖堂やアルカサルのとか、コルドバのメスキータのとか
色々壮大で荘厳な写真があるのだけど、
あまりに数が多くて絞れずもはやちょっとよくわからない感じになったので
結局素朴なものを4枚選んだりなど(そして日記を書く体力が残っていない、、、!)

色にあふれたこの風景を、ずっと忘れずにいたいなと思います。

11/09/13 0:52









ちいさな欠片でも、とどめておきたいと思ったりとか。

グラナダは、ほんとうに美しい町です。

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今日は早くから、昨日予約しておいたアルハンブラ宮殿へ。
朝8時半には宮殿に着いてチケットを引き換え、
売店でクロワッサンとコーヒーを買って食べ、いざ散策。

しかし、予想以上に敷地が広く、早々にがっつりと 迷 い ま し た。
メインの王宮(ナスル宮殿)に入れる時間は予約の時点で決まっているので焦った!
なんとか間に合ったけどね。よかったです。

さて、期待に胸膨らませ、ナスル宮殿へ。






!!!!!!!

期待を裏切らない、言葉を失う風景がそこにはありました。






入り口近くの部屋にあったグラフィカルなタイル。色使いが素敵。






なんといっても驚いたのが装飾。色々なパターンがあり、とにかく見事。
窓からの光で黄金色に光るそれは、気が遠くなるような美しさでした。

そして、とにかく面積が広い!あっちの部屋もこっちの部屋も、こうして彫ってある。
これはちょっととんでもないなあ、と感動を通り越して放心してしまったよ。。






回廊にも。
色々なモチーフが幾何学模様に落とし込まれていて、細かく見てるときりがない!

結局、アルハンブラ宮殿にはたっぷり4時間いました。
庭園もほかの建物もとにかく本当にひたすらに美しく(ほかの言葉がもう思いつかない)
忘れることのできない時間になりました。






町を見下ろす塔では、旗がたなびいていた。

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その後は、グラナダでも最も古いアルバイシン地区へ行ってみることに。

情報がほとんどなかったので、とりあえずはサン・ニコラス展望台でうろうろ。
そこにいた警察官のお兄さんに道を聞いてみたら、そこから話が弾み
地区の詳しい地図をもらい、おすすめの散歩コースを教わり、
お昼を食べれる美味しいお店も教えてもらったうえ、近くまで送ってもらうことに。

ほんと、いい人だったー!話をつなげてみてよかったです。
職務中の警察官に「で、この辺でおすすめある?」って聞いたわたしもどうかと思うけど
それにしてもにーさん、パトカーで追いかけてくるのはどうなの笑






教えてもらったお店は、地元の人でいっぱい!
とっても美味しかったうえ、一品サービスしてもらっちゃいました。
最高だったー、警察官のお兄さんも店員さんもありがとう。






すっかりいい気持ちで、勧めてもらったサクロモンテ地区まで歩く。
白い壁にサボテン!






迷路のよう、というよりダンジョンのような。
それにしても、サボテンちょっと植えすぎじゃないかい。。






明るい光と壁に、青いプレートとオレンジの花が映えて。






白い壁に挟まれた、細い道。

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ひととおりアルバイシン、サクロモンテを散策したのでさすがにへとへとになり、
昨日閉まっていて行けなかったテテリアで、お茶を飲むことにしました。






猫がずうっと案内してくれた。






時間がゆっくりと流れる落ち着いたお店で、チャイを。

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今日はほんとうに“当たり”の日というか、
何をしてもうまくいく、ハッピーな1日でした。

妹と一緒に旅行をしているのも、おおきいです。
わたしはだいたいいつもひとりなので、話し相手がいるのはとても新鮮だし
彼女はかなりの毒を吐くけど笑、すべらない話にでも出ればってくらいオモロイし
なにより幸せそうな顔を見てると、わたしも幸せな気持ちになるので。

なんていうか、わたしはつくづく姉仕様だなーと思います笑
まあね、3歳のときからずっと姉だもんね。






晩ごはんは、パエリアにしました。これも美味しくって、ふたりして大満足。






今日デジタルで撮った中でいちばん好きな写真!アルバイシンから、坂を下りながら。

11/09/12 0:25









マドリードから特急列車で4時間半揺られ、
アルハンブラ宮殿で有名な町、グラナダへやってきました。

異国情緒。そして、さすがの暑さです。

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今日は、朝9時頃には、マドリード・アトーチャ駅を出発。
マドリードには4日後また戻ってくるので、今回は駅の近くに泊まっただけでした。






アトーチャ駅、なにかのアトラクションのようだよ、、、!






朝昼ごはんは小さめのサンドイッチふたつと、コーヒー。
これは、生ハムとトマトがはさまってる。美味しかった!メモメモ。






午後1時半、グラナダに到着。なんてことないけど素敵な駅。

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ホテルに荷物を置き、まずは明日のアルハンブラ宮殿のチケットを予約。
その後、さっそく近くを散策してみることにしました。

ところで、驚いたんだけど、スペインの人って本当に“シエスタ”とるのね。
午後1時半か2時くらいから、4時か5時くらいまではかなりの割合の店が休みます。
長いお昼休み!!!(実際お昼寝するわけじゃあないらしいけれど)

というわけで、行く予定にしていたところが4時まで開かないので
まずはアラブ街を歩き、テテリアと呼ばれているカフェでお茶を飲むことに決定。
(そのカフェも、お昼休みを取っているところがちらほら。。)






たくさんのお店の中からなんとなく良さげなところを探して涼しい席を陣取り、
甘いミントティーとナッツの焼き菓子を注文。
甘々だったー、でも美味しかった!ミントティーは濃いほうがいいね、甘くするなら。

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元気を出して散策を続け、夕方には王室礼拝堂とカテドラルへ。






カテドラル内部。装飾の美しさ、細かさもさることながら、とにかく広い。
高さはそれほどでもないけど、全体がびっくりするくらいでかいのだ。

レコンキスタの流れの中でグラナダが陥落し、
その後、この教会をモスク跡に建てたのだそうです(1518年建設開始だって)
だからこそ、威厳を示すようなものでなければならなかったのかしら。

それにしてもの大迫力でした。






天井部分。緻密できらびやか!

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グラナダは意外に大きな町で、観光客で溢れています。観光都市です。
特に、ヨーロッパ系のツアー客が多い気がする。

長くイスラムの影響下にあったこの町は、ヨーロッパの人からはどう見えるんだろ。
また違った感覚なのかな、わたし達とは。






ツアー客と、なんか多くない?と思った薬局。多いって、ぜったい。

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そしてスペインで楽しみにしているもののひとつが、
わたしにしては珍しいのだけど、食べ物です。
とにかくスペイン料理が好きなので、いろいろ食べてアイディア持って帰りたい。
相方には「なんという俺得!」と喜ばれましたが笑、
美味しいスペイン料理が作れるようになりたいので、研究に勤しみます。

それと、テテリアで出されてるアラブ風のお茶やお菓子も!






お茶は、町のあちこちで売っています。買ってかえろうかな。

11/09/10 23:17






ご無沙汰しています。

なんと日記を書くのは1ヶ月ぶり。
2ヶ月あった一時帰国もあっけなく終わってしまい、なんとも言えない気持ちです。

それにしても、ちょっと時間の流れが速すぎやしませんか。

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8月末には、友人たちが立て続けに、関西に遊びに来ていました。
何かとくべつなことをしたり、変わった話をしたわけではないけれど、
一緒に贅沢に時間を使えて、なんだか満たされました。

8人も集まって朝方まで桃鉄やったのは、さすがに大学生のとき以来じゃないだろか。
大阪に住んでる友人の家に泊めてもらったんだけれど、その人数でも余裕の広さ。
ステージとクリスマス飾りのある、期待を裏切らない素敵で変な家でした笑。いやはや。

また、なるだけ近いうちに、皆であんな時間が過ごせたらいいな。

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いくつも手に入れるなんて、そんな都合のいいことはそうそうないし、
時間とともに変化していかないものもそうそうない。
だから、待っててもらえるなんて考えちゃいけないと思ってて、
日本を離れるときには毎回、これがもしかして最後かもしれないと思ってる。

でも同時に、自然なまま、ひとつひとつ繋いでいけたら、と夢を見ているし
なるだけ誠実に、全力を尽くして、諦めずにいられたらいいとも思ってる。

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実家ではひとりになる時間はなく、日記を書く時間も結局とれなかったけど
またひとりに戻るので、なるだけまめに(って、なんか寂しい人っぽいなー)

そして、これから11日間は、スペインにいます。
妹と一緒なので、毎日は書けないかもしれないけど、写真だけでも上げていければ。

明日は朝からグラナダに移動。アンダルシア!楽しみです。

11/09/09 23:07



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