27/12/2013

by lumi on 12/27/2013

 

 

何重にも彩りが足されていく街と、独特の高揚感、だれかと会うたび繰り返すメリークリスマス。

 

 

2013年は、正直な話、いい年だとは言えなかった。以前のわたしを支えていたものはほとんど半分が砕け散って、いまは鋭い破片になって降る。結局うまく防御ができないまま目を瞑って耳を塞いで、世界一切を騙してひっそり閉じこもる、そんなわたしからクリスマスは遠かった。

 

それでも、クリスマス当日は穏やかに過ごせたし、そのあいだはそれなりに色々なことを忘れていられた気がする。ふつうの2日間だったけれど、車で神戸まででかけていって、町をぶらぶらしたり、須磨海岸で貝殻を拾い集めたりした。25日には、いいお天気の鴨川を眺めながら、ケーキも食べた。イルミネーションを見なくても、ケーキ以外にはそれらしいものを食べなくても、わたしには特別なクリスマスだった。

 

 

救われたいとは思ってもだれかがわたしを擁護するところを見たいわけじゃない、それならもっと潔くあるべきだ。だれかになにかに振り回されることが多くても、なんでこうなの、なんでそうなの、と文句を言うことをまずはきっぱりやめればいい。結果損が増えるだけだとしたって、些細なことを見たくないと思ったり聞きたくないと思ったり、そんなのはもういいかげん嫌なのだ。

 

迎え撃つ。来るなら来い、2014年。

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