11/11/2012

by lumi on 11/11/2012

 

ずっと当たり前だと信じて意識もしていなかったことを当たり前に思えなくなると、世界は絶望的にグロテスクだ。

 

 

「スウェーデンの人は冬の暗さに慣れないの」
「慣れる人もいるかもしれないけど僕は慣れないよ」
「へえ、そういうもの?」
「うちのお母さんも毎年、ああ今年も暗くなってきた!って嘆いてるよ、夏のあいだに冬の暗さを忘れちゃうんだ」
「そういえばうちのお母さんも毎年夏になると、今年も暑いわ、京都は人が住むところじゃない!って嘆いてるな」
「慣れないの?」
「慣れないねえ、冬のあいだに夏の暑さを忘れちゃうし」
「おなじじゃない 笑」
「そうだね 笑」

 

 

金曜の夜は、ひさしぶりにパーティーに参加してきた。普段着に近い格好でふらりと行ったら、まず受付に立っていたスウェーデン人の友達がおかっぱのかつらとコスプレ用セーラー服(今年の夏日本に短期留学していたらしいので、そのとき買ったにちがいない)で女装をし、フルメイクまでして目の覚めるような美しさだったので度肝を抜かれた。仮装もドレスアップすらもして行かなかったことを悔いたけれど、時すでに遅し。でも、男の子たちの本気仮装にお腹の底から笑い、可愛い女の子たちを愛でれたので、ちょう楽しかったよ!わたしは!(まあ、友達に「むしろすごい攻めたね」とからかわれる始末だったけどね!)

 

その日試験で朝5時半起きだったこともあって家に帰り着いたときにはくたくただったけど、興奮が冷めなくてなかなか眠れず。 午前4時すぎにようやく眠りについて、土曜日はお昼まで起きあがれなかった。

 

 

重いものを持ちたくて鍛えたはずなのに力が入らない、みたいな感覚。負荷のかかりすぎがひとつの原因なのは明らかなのに、どうすることもできないでいる。選択肢はなくて、目の前にあることは全部やるしかないのだ。

 

今日は、いちにち好きな本を読んで過ごす。いつ以来だろ。雨音が聴きたいので、降らないかなあ、と思ってる。

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